格子模様をつけてから葉に切り込みを入れると模様はもっと大きく変化すると思います。
実験 金網に煤をつけて押し付ける。格子模様が葉につくのでこの模様の変化を調べる。結果は左の写真で示す。右の半分はうまく煤がつきませんでした。この写真は撮影後コンピューターで煤の線をたどって、黄色にしてあります。横のラインは葉のもとからやや同心円状に育っています。先端では逆向きになっています。しかし全体的には、場所による成長の大きな違いは見られませんでした。
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 右の写真は格子模様をつけて葉を切ったものである。右側はコンピュータで格子模様をたどって線を描いたものである。写真中の網は格子模様の最初の大きさを示す。@先端から切った葉と基部から切口を入れたものは明らかに成長の仕方に違いがあります。どうしてこのようになるか考えてみてください。
最後にもう一度。虫に食われた痕があっても必ずしも虫が食べた面積とはいえません。虫が本当に食べたのは赤丸の面積だけです。
葉の成長ー格子模様をつけて、広がりを調べるー
赤丸の部分は成長しないように見えますがそうではありません。ゆっくりですが、かなり大きく成長します。もちろん枯れることもありません。
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