左のように細長い(1m20cm)蓋つきの箱を用意し25cmごとに半透明のアクリル板で仕切ってみました。それぞれの部屋の水差しにタンポポ、冬知らず、ノスプールの蕾を前日の夜入れました。光は手前の入り口からのみ入るようにしてあります。奥へ行くとだんだん暗くなるはずです。一番奥はできるだけ光が入らないようにしました。あまり暑くなりすぎると花が萎れてしまうので、日陰になりやすいところにおきました。暗いところではやや開花しにくいように思えるところがありましたが、結局は何処でも開花しました。ただ、全く光が箱に当たらないで昼間温度が上がらないところでは中のほうは開花しませんでした。右は黒いゴミ箱を被せて暗くしてみました。リビングストーンデイジー、ノスポール、冬知らず、タンポポもいずれも開花しました。明るくなると開花すると思われる花も必ずしも明るくならなくても開花します。
ハナカンザシの花であれば光とは関係なく自由に開閉させることができます。どのようにすればいいのでしょうか。

実験1 夜花が閉じたら、ドライヤーで温風をあててみましょう。
 
実験2 昼間花が開いたら、木箱に乾燥剤とともに入れる。夜になっても花が開いていることを確かめてみましょう。

実験3 昼間花が開いたら、加湿器の蒸気を右のようにかけてみます。


花の開閉の仕組みについてどのように説明すればいいのでしょうか。
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開花の仕組みを調べる(2) 
ハナカンザシの花なら自由自在
朝開いて夜閉じる人造の花を作ってみましょう。障子紙に荷造り用の透明セロハンテープを貼り付け表と裏で伸び方が異なるシートを作る。図のように丸めて花にする。
人工フラワーの開閉
アサガオの蕾は暗くなってから10時間後に開花すると言われています。前日の朝には明朝開花する花は分かります。急速に成長して開きます。暗くなると蕾が大きく伸長するように思えますが、そうではあリませんでした。明暗に関係なく一定の割合で成長していきました。全体が均等に成長しています。蕾の先端を切っても変わりませんでした。この点で根や茎の成長とは全く異なります。アサガオ成長
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