シロアリを育てる 12月や4月の実験日まで
 シロアリの採取はそんなに難しくありません。何処にでもいます。学校の周りなら腐りかけた木を移植ごてなどで崩してみてください。土に接触した木なら起こしてみればたくさん見つかります。森の中なら倒れた木をみてください。いると思います。採取してきたシロアリは水槽に腐った木のまま入れておけば良いと思います。この時濾紙を数枚敷いておくと良いと思います。
乾燥すると死んでしまいます。時々水を与えてください。さて、実験を12月とか1月の寒い時期に実施したいと思っても、シロアリは見つかりません。冬は地中に潜っているからです。10月頃に集めたシロアリを冬季まで飼育する必要が出てきます。この場合は大きなシャーレに数枚の不要になった水を湿らせた濾紙を入れて、シロアリを入れてください。シャーレの下半分に熱帯魚用赤外線ヒーターを置きます。2日に一度水を与えて湿度を保ちます。これで大丈夫です。けれども管理が悪いと、たいてい土日の間に乾燥して死んでしまいます。紙おむつを切って十分水をしみ込ませた物を入れておきましょう。これで1ヶ月は水を与えなくても大丈夫です。紙オムツも食べています。これで1年中シロアリの実験が可能になります。
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うら口
かげ口
濾紙と紙オムツ幅2cm程度に水をしみ込ませて、シロアリを入れておくと1ヶ月から2ヶ月は水を与える必要はなくなります。シャーレの下からシロアリの様子を観察することができます。
シロアリの実験
副生殖虫