モンシロチョウの雄はどうやって雌を見つけているのでしょうか。私たちの眼でみるとほとんど同じです。これでは飛びながら雌を発見するのは至難の業です。昆虫の多くは紫外線を良く見ることが出来ます。人間が見る世界とモンシロチョウが見る世界は違うかもしれません。

実験1 電球タイプのブラックライトの表面をやすり(ガラス切り)で傷をつけておく。半田ごてで熱すると傷口に沿ってひびが入ります。(必ず軍手をしてください。危険です。)うまく切れた片をフィルターとしてモンシロチョウを撮影する。黒く写るものと白く写るものといます。

実験2 酸化亜鉛(てんかふん)を水に溶かして画用紙に塗って偽のモンシロチョウの雌を作って、ラミネートしたものを野外に置いておく。モンシロチョウはこの偽の蝶に反応するでしょうか。酸化亜鉛は紫外線をよく反射します。
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ゲストブック・目次2
ソーラームーブバタフライ
ハチ p8
ミツバチ・ハエ
ミツバチは紫外線をたよりにして花を探し蜜を求めていると考えられています。野外に蜜を置いておくとたくさんのミツバチが集まってきます。黄色かオレンジの画用紙に酸化亜鉛で花びらを書いた紙を置いて蜜を隠すと蜜バチは偽の花に集まってきます。
左が雄です。雌は紫外線を反射するので明るく写る。
十分腐った牛乳はメチレンブルーを無色にしてしまいす。でも、本当は腐った牛乳がやるわけではなくて牛乳中の細菌がやります。
  色が消える不思議な液

  モンシロチョウは雄と雌で色が違う
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ビデオカメラ
動画へたいして面白くない 面白い実験でたしかめる生物の不思議