トップへ
ゲストブック・目次2
目次
アリを色々な材質の容器に入れて見ましょう。木の箱なら直角の壁を登って脱出してしまいます。段ボール箱の中にいれても同じです。アクリルやガラスの容器なら出られないでしょう。でも、期待に反して脱出してしまいます。足の爪で引っ掛けて歩く生き物ではそうでしょう。でも、アリの足には爪以外にも違う装置がきっとついているのでしょう。ありを活性炭が入った容器に入れてください。足が滑って垂直の壁は登れなくなります。幅が1cm程度の容器に活性炭を入れてハエを入れてください。活性炭の表面を歩いている間にガラスやアクリルの垂直面には止まれなくなってしまいます。
アルコール発酵は温度で変わる。あたりまえですね。
ひまわりの運動を画用紙に書き記してみました。東を向いて、南を向いて西を向きます。夜は?明日は東を向いているわけですから。暗所で動くヒマワリは「動画でみる面白い実験でたしかめる生物の不思議」でどうぞ
リンク 動画でみる面白い実験でたしかめる生物の不思議
(もっと)面白い実験でたしかめる生物の不思議

                                       出版会東京図書、蒼天社 梶田高由
実験
アサガオの蕾はりんごと一緒だとぐるぐる巻きになって、開きません。他の花も同じかと言うとそうでもありません。一体何が起こっているのでしょうか。
ひまわりは太陽に向く。けれども、暗所でも曲がります。葉を乾燥剤で挟むとか葉をちょうど半分だけ切除します。(上段)暗所に入れておけば曲がってくることがあります。下段は野外の置かれたひまわり。朝は東を向いて(右)いますが夕方は西を向いています。(左)
明日の朝はまた東向きからはじめます。その準備は当然夜中にすることにまります。夜茎の屈曲が起こります。この運動を成長運動だけで説明するのは難しいのではないでしょうか。成長以外に考えられる要因は膨圧の変化です。
暗所で屈曲したひまわり。ひまわりの維管束は茎から葉まで完全に平行に走っています。
ひまわりは夜でも曲がる
酵母菌はアルコール発酵をして二酸化炭素を放出します。当然、温度によって反応の速さが違います。左から20℃、29℃、40℃、60℃にしてあります。二酸化炭素が増えると浮力が増し、袋が浮かんできます。みぎの図の赤いところはビニールテープを張りました。温度の違いから山の形ができました。