ゾウリムシ 走電性
ー 簡単 肉眼でも観察が可能ー
この時のゾウリムシの動きをもう少し高倍率で観察したいときは右のように顕微鏡を倒してケースをステージに置けば出来ます。顕微鏡を倒すことが出来ない場合はケース内の培養液を少なくしてやや傾けてステージ上に置けば観察が出来ます何時だったか中学校の授業参観に行きました。理科の授業をしていました。顕微鏡の使い方でした。平らなところで使う。この解答は誤りですから。はあ?。壁を指さしてここは平らですよだって。すこし反抗してみました。観察出来るように工夫をしたら良いと思います。
009Pで9Vの電圧をかけました。ゾウリムシの動きはさらに激しくなりました。けれどもちょっと注意してください。どういうわけか電極と電極の間を移動するものは少なくなってしまいます。また電極の外側にやや離れて集まるようになりますが、逆側に移動する個体も出てきます。もう少し詳しく調べても面白いかもしれません。しばらくすると死んでしまうようです。
名札ケースに20cmほどの銅線を差し込んでセロテープで張り付けて装置の出来上がりです。ビデオ撮影をするときは電極を1cmぐらいまで近づけてください。1.5V(単三電池)か9V(009p)を多端に接続してください。ゾウリムシは陰極に集まってきます。肉眼でも観察が可能ですが、ビデオカメラで撮影してTV画面に写した方が見やすいと思います。この場合はカメラのピントを合わせるためにケースの後ろに黒いシートおいて下さい。
飼育3
単三の電池で1.5Vの電圧をかけました。ゾウリムシは陰極に集まります。途中電池を逆に接続します。この実験はゾウリムシの培養が順調でないとうまく観察できません。ゾウリムシの培養については飼育3を御覧下さい。メモリー不足で画像を削除しました。下画像と大きな差はありません。
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うら口
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ゾウリムシに墨汁やポスターカラーを食べさせると食胞に色がつきます。ゾウリムシにこういう物質を特定場所に運搬させることができるでしょう。