アゲハチョウの幼虫です。カラタチやミカンの葉だけを食べます。どうして柑橘類の葉だとわかるのでしょうか。・・・沢山の疑問が出ます。その疑問を挙げてみて下さい。

①　カラタチ（サンショの葉のほうがやりやすい。）の成分を有機溶媒や水などで抽出してペーパークロマトグラフィーで分けてください。このろ紙を餌として与えると食べてしまうところと咬むだけのところが出てきます。なかなかうまくいきませんがチャレンジしてみませんか。
②　モンシロチョウの幼虫のほうが手に入れやすいし餌も入手しやすい。しかしアゲハチョウと比べて咀嚼力が弱く、ろ紙は食べることが出来ません。もっと柔らかいろ紙（？）を使えば何かわかるかもしれません。

アリを箱の中に入れます。垂直の壁を歩いて外へ出て行きます。ハエが天井に止まっています。ハエやアリは足の爪で引っ掛けて垂直面を歩くと言います。確かに足に爪があるようです。でも、ガラスの容器に入れてください。それでも平気で歩きます。ガラスには引っ掛けるようなデコボコはないと思います。じゃあどうしているのでしょうか。

アサガオの苗を授業が終わったら黒いゴミ箱を被せ、朝学校へ来たらゴミ箱を取ります。連休の頃から1週間ほど続けておくと、後は自然環境のもとでも花芽が出来てきます。1ヶ月は早く花芽ができますがこの蕾は自然ではうまく開きません。どうすればいいのか工夫をしてみましょう。きっとアサガオの蕾が開く条件を学べば出来ると思います。