サイエンスじゃらんーじゃらん
           本当は ジュクじゃが
アクワイアー・サクラ

ある種の生物には人では信じられない程の超能力がある。私は疑いもなく信じてきた。けれども、疑いを持つことも必要だ。カイコのオスは数キロm離れたところででる性フェロモンを検出できるとされてきた。生物の超能力と言えば、簡単に説明がつく。でも、信じられますか。

神のようで神じゃない カワセミ

 
私は面白実験をしようなどとは思っていない。水中で生活する魚は見上げて空中を見ると見ることが出来ない所がある。カワセミは神のような鳥だ。魚から見えない方向から突撃するらしい。カワセミが魚を捕るところを見たことはないが、生物の超能力に思える。けれども私はそんなことはないと思っている。その方向から見ていると魚が無防備でいるだけだろう。鳥は魚が油断するそのチャンスを見逃さないで水面に突撃をする。その姿を見ていると鳥は48.6度という角度を知っているように見えるのだろう。そんなに難しいわけじゃない。ちゃんと考えれば答えが出るだろう。そんなことを示したい。生徒達に頑張れって言ってきたけれど、それは一緒に頑張ろうって言う意味だ。不思議に思うことを自分で考えてやれば何でも面白くなるだろう。

-面白い実験でたしかめる生物の不思議-

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集気瓶に臭素と窒素を入れて右図のようにガラス板を境にして被せる。ガラス板をとるとやがてどちらも茶色のガスが充満する。拡散と言うらしい。けれども若者に何が起こっているのか訊いたらいい。茶色の気体が上へ広がっていくように見えるだろう。けれども重要なことを忘れている。透明な瓶にも見えない分子が詰まっている。ひょっとすると無色の気体のほうが重いから下がってくると言うかもしれない。褐色の気体が浮かんで行くと言うかもしれない。でもそうなら結果は茶色の気体が上に集まって入れ替わるはずだ。そうすると試してみたくなることが幾つか出来てくると思う。拡散と言ってしまえば完璧にそれで終わりだ。ひっくり返すとか横にするとかそんなアイデアもでるだろう。
屈折率の測定・レ-ザー光線
屈折率 沈んでいるのは5円玉
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鳥は魚をどこからでも見ることができるか