注射器カラムクロマトグラフィー 
入浴剤編
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入浴剤に含まれる色素をカラムクロマトグラフィー法で分離してみましょう。30分もあれば十分です。カラムの充填剤はシリカゲルを使いました。理由は分かりませんがセルロースパウダーではうまくいきませんでした。実験の過程は動画で御覧下さい。試料として使った入浴剤は紫色、緑の2種類を混合したものを水に溶かして用いました。黄色色素が多くなりすぎるとシリカゲルに異常を生じます。流す色素の濃度は最も最適にしてください。入浴剤は水温が低いと良く溶けません。20度以下にはしないほうが良いと思います。
赤色色素と黄色色素と青色色素の3種類の色素が含まれているように見えますが、青色色素は2種類含まれています。黄色の色素のそばに十分分離しない状態で2つ目の青色色素があると思います。そのために黄色色素がやや緑色に見えます。
(この実験はほとんど失敗はありません。シリカゲルに異常を生じることがありますが、結果はうまく出ます。)
このHPを利用される場合は必ず梶田高由までご連絡ください。
注射器の針の先はペンチで切断しておいてください。切り口をヤスリ磨いておいてください。
ペーパークロマトグラフィー法