メダカの走流性

昔色々作ってみました。水平に回転させるは結構難しい。ハンガーに気がつくのに随分時間がかかりました。縦縞の色を変えるとメダカの色覚が分かるかもしれません。

水槽に水流を作るのは結構難しい。色々やってみましたが、これが一番簡単でした。当時インターネットではこのアイデアは見たことはありませんでした。

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実験1 マグネチックスタラーの上に水槽を置いて水をいれる。メダカかグッピーを10匹程入れる。マグネチックスタラーを回転し水流をつくる。メダカが水流に対してどのように泳ぐか観察してください。(ついでにメダカが水に逆らって泳ぎ始めたら暗くしてみて下さい。携帯の光で観察してみましょう。流れに流されてしまいます。川の魚は夜流れがあるところへ出ると大変です。流されてしまいます。魚はきっと夜は流されない物陰にいるのでしょう。流れを調べる器官はとくにないのではないでしょうか。視覚が頼りです。)
水の流れに逆らって泳ぐのが分かりましたね。でも本当に流れに逆らって泳ぐような性格を持っているんでしょうか。ひょっとしたら水の流れと同じ方向へでも泳ぐかもしれません。
実験2 右の図のような回転できる装置をつくります。洗濯ものを干すハンガーを使うと簡単にできます。上の図の水槽全体を覆うようにします。@水流なしで背景だけ回転する。Aマグネッチクスタラーを回転して水流をつくる。メダカが水の流れに反して泳ぐようになったら。外の背景を流れと同じ方向になるように回転する。
実験3 背景が上下に動く装置を工夫して作ってください。背景を上へ移動させてください。メダカはどうするでしょうか。

メダカの走流性についてあなたは結局どう説明しますか。あなたの考え方をたしかめるために他の実験があればやってみてください。他の生き物でも実験したらいいかもしれません。アメンボは背景の変化について運動します。視覚で生きればこういうことになるのではないでしょうか。
注 この実験ではグッピーを使っています
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水は →
   ↑ ↓
    ←  のように流れています。
ゲストブック・目次2
目次
この装置をこのまま90度固傾けると垂直平面で回転する水流を作ることができます。この場合メダカはどのように泳ぐのでしょうか。上下に移動する場合2つの方法があります。@泳ぐA浮力を利用 実験3では浮力を利用して移動しています。水流の強さによっては下向き上向きにい泳ぐことももあります。最下部写真参考
垂直面で回転水流を作りました.。水流と反対へ泳ぐ傾向がありますが、.上下の流れのところではやや乱れます。なお上層では回転の中心にお腹を向けて泳ぎます。上下に泳ぐ時は背を手前に向けます。トップから「動画でみる面白い実験・・」へ
水槽の右下のグッピーは流れに逆らって右へ泳いでいます。この後上に向かって泳ぐと水槽の上部では背泳になってしまいます。だから何処かで体を回転しなければいけません。
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このHPを利用される場合は必ず梶田高由までご連絡ください。
こんな模様にするとどうなると思いますか。うまくいくと浮き沈みしながら回転します。うまくいきませんでした。
確かに流れに逆らって泳いでいますがよく見てください。流れより速く泳ぐことはありません。ミツバチはきっと風に逆らってとびます。
ハチの走流性
夜走流性