簡易凍結ミクロトームの制作
ボールペン(ねじるとペンが前進して出てくるタイプ)の先に5mlポリ注射器の先を切り取ったものを動かないように差し込む。ペン先をもっとも下までおろしておく。
生物組織を顕微鏡で観察してみましょう。でも、なんでも観察できるというわけではありません。普通の顕微鏡は透過してきた光を見るからです。表皮のように1層の細胞からできているものは簡単に観察ができます。でも普通は光が透過するように薄くしなければいけません。カミソリで薄く切片を作ってください。できません。ナタを使って豆腐を4等分するようなものです。
大根の柱を作って、そこへ試料を入れます。これを冷凍庫へ入れて凍結させてください。
凍結した大根柱を差し込んでカミソリでスライスしてください。90度ずつ回転して切片を作ると良いと思います。
太いコルクボーラーで大根をくり抜いて大根柱を作る。葉なら縦に切り込みを入れて挟む。つぼみのように大きなものは大根柱に穴を開けて入れる。水を1滴かけて、これを冷凍庫に入れて凍結する。凍結した大根柱を注射筒に入れて、大根ごとカミソリでスライスしていきます。
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かげ口
うら口
ゴールデンクリーバーの蕾を観察してみました。
ボールペン
5ml注射筒
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注射器のつばの部分が本当は金属の方が良いのですが、仕方がありません。