ハチの活動を調べるのに軒下のハチの巣を見つめているのでは効率が悪すぎる。自由に移動させたり閉じたりできる巣が欲しい。ミツバチは掴まなければ刺しません。アシナガバチはそうはいきません。刺します。スズメバチはもっと怖い。刺されたら人間でも死にます。アレルギー体質の人は近づかないことです。
 普通の健康な人であればアシナガバチなら刺されても、腫れて痛いだけですみます。2mぐらいの棒でアシナガバチの巣を突いてみましょう。多分刺されます。これでは何も手が出せないと思うかもしれません。けれどもハチたちが無限の空間を防衛することはないだろうと思います。3〜4mの物干し竿で突いてみましょう。ハチたちは怒って飛び出してきます。2m程度攻撃に出てきますが、そこで巣へ戻っていきます。アシナガバチなら3〜4m離れていれば安全だということです。スズメバチはよく分かりませんが、多分この程度では危険だろうと思います。飛行能力が高く、防衛空間もさらに広いと思われるからです。けれども、ハチは夜は飛べません。

マイアシナガバチ
持ち運び可能なマイアシナガバチの巣
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