トンボに下から光りを当てて飛ばしてみました。トンボはひっくり返って飛びました。(所さんの目がテンから) ブラインシュリンプでも同じです。光りに背を向けて泳ぎます。ここで生き物の上と下について考えてみましょう。上と下をちゃんと認識しないと動けないはずです。テントウムシをひっくり返すと慌ててもとへ戻ります。でも植物の上で歩いているテントウムシを観察して下さい。葉の裏でも平気で歩いています。体はひっくり返っているはずです。
 生き物は重力をどうやって認識しているのでしょうか。それともそんな必要はないのでしょうか。
 フタモンアシナガバチは夜は攻撃に出てきません。あれはきっと飛べないんです。仮に巣から飛び出てしまうと歩いています。こうなると巣へ戻れません。太陽がないと自分の体が上下どちらを向いているのか分からないのだと思いませんか。
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楽園
メダカ(グッピー)を水槽に入れて扇風機で回転してみましょう。

@水面の曲線はなんと言うのでしょうか。
 ついでにこの回転している水の左角に発泡入浴剤をひとかけら入れると泡がでます。どのように浮かんでくるのでしょうか。
Aメダカは水面の変化にたいしてどんな姿勢をとるのでしょうか。

生き物は上とか下とか前後とか自分の体勢を理解できないときっときちんとした調和がとれた運動ができないと思います。そうすると必ず光の方向とか重力とか何かの外界の変化を認識して行動しているはずです。また外界の変化を知るための器官があるはずです。

B他の動物ではどうでしょうか。 
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トンボのアクロバット飛行
グッピーの泳ぎ方:上と下
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オルゴール自記記録形
ωX/2g+Cなんだそうです。ωは角速度でxは中心からの距離。gは重力加速度です。
扇風機と寒天で液面固定
ちょっと面白い実験でたしかめる生物の不思議
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