沖縄の玩具の指ハブをTVで見た。知っていれば沖縄へ行ったとき買ってきただろうって思う。残念だった。NHKのチコチャンだった。昔、このおもちゃ、どこかで見たことがあるような気がするのだが明らかでない。チコちゃんの番組に指が抜けなくなる理由の方程式が示されていた。まあ、数学者ならそれほど難しい証明ではないかもしれないが、僕は今更、解いてみようなどとは思わない。が、面白そうだ。ネットにも解法が公表されている。まずは作ってみるのが先だと思う。今はかなり便利な時代だ。ネットに動画でも紹介されている。それほど難しくはなさそうだが、僕は三つ編みなんかやったことがない。
 ちょっと前にTVででんじろうさんが、上下に板に挟まれた空間に斜めに投げ入れた弾性ボールがどうなるかってやっていた。昔、東工大の清水教授に出前講義を依頼した授業を思い出した。学校へお越しいただいた時に前もって先生にご理解をいただいた。放課後に実施した。強制はしなかった。どれだけの生徒が受講するか分からなかった。参加生徒数が少なかったら先生に申しわけない。「生徒が少なかったら申し訳ありません。そのかわり本当に興味がある者が集まっています。もし少なかったらすべて私たち教員の責任です。物理の面白さを我々が伝えることができなかったってことです。」「問題はありません。1名でも2名でも喜んで講義をします。」そいう趣旨のことを言っていただきました。
 さて、放課後の視聴覚室は生徒でいっぱいになりました。画用紙だったと思うがこれでもっとも強度のある橋の作り方を探してくださいというテーマだったと思う。特に解答はないが、これよりこの方が強い、あれよりこれの方が強い。そんな講義だったと思う。
 その時の話題の一つとしてあの弾性ボールの運動に関する簡単な実験ショーがあった。終了後の懇談会でどうしてですかって聞いたら、考えてないって答えだった。そうなんだ。
 でね、僕は弾性ボール、テニスボール、ピンポン玉でやってみました。どうなったと思いますか。とりあえずやってみることが大切かもしれない。弾性ボールは戻ってきます。テニスボールはむこうへ行ってしまいます。取りにいかなくっちゃなりません。何回もやらない方が良い。ピンポン玉は上下に振動します。で、こういう隙間板を置いて置けば特定の分子だけ上下に振動させて通過させないことができるかもしれないと思いました。さて、今度は上下の板に弾性ゴムシートを張って置いたらどうなるのだろうか。
 抽出したクロロフィル類は光を照射すると赤色の蛍光を発します。なんだか光のキャッチボールをやっているのかもしれないなどと思った。ついでに、ペーパークロマトグラフィーで分離したクロロフィル類に紫外線を照射すると蛍光を発します。
 

面白い実験でたしかめる生物の不思議

指ハブと・・・