クロロフィルは蛍光を発する

この実験はたいしたことはありませんが、光合成色素の分離をする時についでに行うと、生徒の反響はかなり高い。

緑色の色素液に白色光を照射すると赤色に見えます。この現象をどのように説明したらいいのでしょうか。
 @赤い光を反射した。
 A赤い光を発した。
どちらが正しいのでしょうか。実験でたしかめることができるのでしょうか。

光合成色素は光を吸収して、光合成にそのエネルギーを使います。でも、アセトンなどで抽出した溶液では葉緑体はすでに壊れています。光を吸収しても使うことができません。熱にして放出するのもいいかもしれませんが、赤い光にして出せば、運がよければ隣のクロロフィルがまた吸収してくれるかも知れません。光を色素内部でバウンドさせて閉じ込めておくことができれば都合がいいかもしれません。
次へ
ゲストブック
トップへ
戻る
東京工業大学の清水優史先生の講演に左図のように弾性ボールを投げたらこのボールがどうなるかという問題がありました。1,2,3のどれでしょう。ピンポン玉ではどうでしょうか。硬式テニスボールではどうでしょうか。ピンポン玉でやると椅子の下で上下運動をします。ちょうど上下でキャッチボールをするように。クロロフィルを上下にして光のキャッチボールをしたら面白いかもしれません。このような現象がボールだけじゃなくて分子の世界で起こっても不思議ではないように思いますが????。特定の分子だけ閉じ込めることができたら面白いかもしれません。