暖かくなったらやってみよう

100円ショップで小さなポリの容器を結構沢山購入してきてください。蕾の水差しにします。蓋の中央に4から5mm程度の穴を空けて、容器に水を入れます。

リンゴ(エチレン)の影響

リンネは花が開いたり閉じたりする時刻を調べて花時計を作りました。いやあ、誰も作りませんが、というより作れませんが。よほど観察をしなければ作れないと思う。見事なものだと思うが、一体どんな花が植えてあったのか知りませんでした。ネットで調べてみました。AM6時 オオゴンソウ AM7時センジュギク AM8時ヤナギタンポポ AM9時ノゲシ AM10時ヤブタラビコ AM11時アマゾンユリ AM12時トケイソウ PM1時チャルディングピンク PM2時ルリハコベ PM3時ホークビット PM4時セイヨウヒルガオ PM5時シロスイセン PM6時オオマツヨイグサ なんだそうです。(ココログから)そんなことはどうでも良いが、開く時刻が、閉じる時刻が決まっている。植物には時刻を刻む時計があるのか。・・・・

明日開花するアサガオの蕾は前日の朝すでに蕾になっています。だんだん大きく成長して夕方には明日の朝には開花しそうになっています。この蕾を作った水差しに入れて置いて下さい。

翌日,AM5時ごろには開花していると思います。

植物は不思議です。部分が生きています。切っても、予定されたように花を開いてきます。この予定はいつどうやって決定されたのでしょうか。昔、中学生が夏休みの自由研究で暗くなってから10時間後に開花すると結論付けました。ただ秋が深まって、寒くなってくると違ってくるかもしれません。が、それより、もっと不思議なのは蕾を5等分してもそれぞれの部分が開花に向かって伸びてきます。

面白い実験でたしかめる生物の不思議 どうして
アサガオは何時開く

ポーチュラカの蕾を挿してください。普通は次の日の朝8時頃に開いていると思います。PM3時か4時頃には萎れて、ポーチュラカの花はこれで終わります。

タンポポの蕾は3日程開閉を繰り返します。多分AM9時ごろには開いて夕方には閉じています。

アサガオの開花とタンポポやポーチュラカや・・・の開花は機構が違うのじゃないかと思っている。アサガオの蕾は前日の朝には明日の開花に向けてスタート切っているのだと思う。概ね一定のスピードで伸長成長をしていく。あの蕾の形こそ開花の重要な力を産むのだろうと思っている。明るいとエチレンが生成されて蕾の先端が解けないのだろう。朝寝坊のアサガオが生まれる原因だと思う。

翌日開花予定の蕾を切断しておくと、驚くことに、1cm程度の各断片はそのまま成長していきます。1先端の断片は大きく成長し捻じれが解けていますが、開いていません。2中央付近花びらの色が現れるあたりはラッパのように開いています。3は蕾の基部。4ラッパのように開く

蕾は伸長すれば自然に開いてくるように思えます。開く力は蕾の中央部色が変わるあたりの伸長ただ、この辺りがラッパのように開いてくる。捻じれが解けるには多分エチレンの生成が減少する必要があるように思います。

上はアサガオの蕾をリンゴ入りの容器にいれて置いたものです。先端の捻じれが解けません。

タンポポ、ノスポールやハナカンザシ、ポーチュラカはアサガオとはちょっと違うかもしれない。

ハナカンザシの花で実験してみましょう。朝開いて夜は閉じます。その時刻は記録しませんでした。分かりませんが、やってみましょう。

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