メダカは水の流れに逆らって泳ぎます。そうすると体のどこかに水の流れる方向を検出する器官がないといけません。どこなんでしょうか。@目 A側線 Bその他 一体、どこなんでしょう。
 この実験は暗い部屋で行ってください。多分、蛍光灯はついていてもかまわないと思います。水槽の回りの背景が変わらないようにしてしまいましょう。
 
マグネッチクスタラーの上に白い画用紙(何色でもかまわないと思いますが模様がない紙)を置いてください。その上に水槽を置きます。攪拌子を入れて回転させましょう。水が回転を始めます。メダカは水の流れに逆らって泳ぎ始めます。走流性を確認したら、模様のない紙(黒い紙を使っていますが白色でもかまわないと思います)で周囲を覆ってください。メダカは完全に水に流されてしまいます。
きっと水の流れを認識する特別な器官はないのではないかと思います。視覚が頼りです。


 

 -面白い実験でたしかめる生物の不思議-

走流性 魚に聞け
新しいHP.

サイエンスじゃらんーじゃらん
           本当は ジュクじゃが

a             アクワイアー・桜

ある時県教委が学校を訪問してきた。その日は走流性を考える実験を行っていた。視覚が失われた時メダカはどうなるのだろうか。走流性を知る重要な手がかりが得られるだろう。どうしたらいいのだろうか。私は教室を薄暗くして上の実験を見せれば良いと思っていた。が、たまたま大きな空箱があった。生徒は此の箱のなかで実験をすれば良いと言った。どこから観察するかの問題があるが、その通りだった。ふた手に分かれて実験をすることになった。視察に来た県教委も「私にも見せてください」と言って覗きこんで行った。でも、きっと自分ではこんなことはしないだろう。口だけじゃあ何も進化しないだろう。

メダカ(グッピー)の走流性
背景が見えなければ流れに身をまかせるしかありません
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実際に夜どうしているか知りませんが、メダカは夜は水草や石の影にへばりついているいるしかありません。流されたら夜の間は戻れません。アシナガハチは夜は攻撃に出てくることはありません。暗いと飛べないからです。どうして飛べないのでしょうか。太陽が出ていないと上と下が分からないからです。夜間攻撃に出ると地面に落ちてしまいます。