葉の周りを鉛筆でとめる
こうすると葉は先へ成長成長していくように見えますが、それで良いのでしょうか。
少しだけ野菜を作り始めました。白菜やチンゲンサイ、大根、正月菜、・・全部ダメだ。種を蒔けばできると思ったら大間違いだ。全くできない。芽生えを待っていたかの如く虫が食べつくす。仮に白菜の種を蒔いたとしましょう。普通の畑だと(良く耕して雑草や腐ったものとかがない畑だと虫はあまりつかないと思います)何というのか、黒い小さな虫が葉を食べ始める。葉を洗ってやれば良いだろう。それじゃあダメだ。適当な大きさになったとき白菜の葉は網網になっている。侮る無かれ、ひどいもんだ。最初に虫が食べた穴はたいしたことはないだろうが、いつの間にか葉脈しか残っていないのだ。白菜は大きくもならない。この危機を何とかクリアしたとしましょう。芽の中央に5mm程の虫がつく。このまま放置すれば、アウトだ。白菜になんか全くならない。野菜の芽生えに虫がつかないようにするには種まきを遅らせることだ。寒くなれば虫も少なくなる。しかし、これだとひょっとすると巻かないうちに冬になってしまうかもしれない。虫を発見したら放置しておけば、いくらで買ってきた苗であれ、全部白菜にならない。虫を取るしかありません。方法は2つある。農薬かけてやる。それとも、人力で一つずつ、捕るかだ。放置しておけば全く白菜にならない。やがて青虫やヨトウムシのようなもの・・・もっと大型の虫がつく。フンが大きいからすぐ分かる。確実に殺しておかないとフンだらけになる。キャベツなら葉がなくなってしまう。植物からみれば残酷なもんだ。容赦なく死ぬまで枯れるまで食いつぶすのだ。害虫に情けとか、良心などというものは全くないのだから。アゲハチョウの幼虫は全部食べつくすと死ぬだろうと思うかも知れないが、そんなことはない小さいまま蛹になる。そして小さいけれど成虫になる。農薬を使わなければ野菜は虫だらけだ。レタスでもキャベツでも仮にできても中にはナメクジだらけだ。そのナメクジは事前に取る方法があるが、野菜は通常虫だらけだ。虫も農薬も嫌いなら野菜は食べられないだろう。給食の野菜スープに虫が全く入らないのは不思議なことだ。
サイエンスじゃらんーじゃらん
本当は ジュクじゃがアクワイアー・桜
葉が成長します
-面白い実験でたしかめる生物の不思議-
葉が10倍成長すると穴の面積は100倍になります。被害は100倍。
芽生えたばかりの小さな白菜の葉を小さな虫が1×1mmを食べたとします。葉が10倍に成長したときこの穴の面積は10×10mmになっています。被害は100倍にもなります。植物が大きくなってしまえば小さな虫による被害はたいしたことはなくなりますが、今度は大きな虫が食べ始めます。今度は黙っていて被害が大きくなることはありませんが、虫が成長するのに時間がかかります。その間時間をかけて食べつくします。やはり白菜は育ちません。我が家の白菜でした。