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面白い実験でたしかめる生物の不思議 

 ペットボトルの図下部には金網が張ってあります。ペットボトル内に金網を通過できない大きなスチロール球(溶質)を入れる。周囲に小さなスチロール球(溶媒、水)をたくさん入れる。試験管撹拌機の上に載せて振動する。するとペットボトルのスチロールの高さが上がっていきます。不思議に思えるかもしれないが、当たり前です。小さなスチロール球の高さが内外で同じになるまで上がる。分子のレベルでもきっとこんなことが起こるのだと思います。昔は多分これだけの説明で良かった。が、最近では
もう一つ。ボトルの内側の大きな分子が外へ向かって激しく衝突し跳ね返る時、外側にある小さな水分子を一緒に引っ張り込むらしい。発泡スチロールモデルではそんな動きはない。むしろ静電気が発生して互いに反発しあうかも知れない。が、なるほどと思っている。わずかにあった疑問が解消されたような気がする。
 でも、授業で使うにはあまり面白くない。もっと簡単なモデルのほうが面白い

今日の一枚 第  回 発泡スチロールは上がる。浸透現象のモデル