フタモンアシナガバチです。刺されると重大な結果になるのかどうかは知りません。私はこの実験中に2度刺されました。いずれも不注意に扱ったからです。一度はハチはいないと思って素手で握りました。一匹残っていました。・・・・。どれだけ注意していても刺されるかもしれない。でも、刺されないように実験する方法はあります。けれどもアレルギーのある人は近づかないでください。木箱の中にハチの巣がありますがここに作ったわけではありません。私がここに移住させました。さて、蜂の巣を突っつくと攻撃に飛び出てきます。近くにいると刺されます。でも、無限の空間を防衛するはずはありません。2m以上の物干し竿で突っついてみましょう。怒ったハチは竿を伝って攻撃してきます。びっくりしますが、大丈夫です。2mぐらいでひっくり返して巣へ戻っていきます。巣を叩き落とせば良い。瞬間接着剤で木箱に巣を貼り付ければいい。まち針で挿しておけばそのまま接着ができます。そのまま元の位置の近くに置いておけば、ハチは戻ってきます。開け閉めが出来る蓋をしておけば何処へでも持ち運びができます。

マイアシナガバチ

 こんな話をしたら、何処に巣があるのかって聞いてきた。実験室の近くに置いておいたら、遠くから眺めながら見にきた。怖いと言いながら、人間は怖いものに興味があるらしい。
 さて、2m以上の棒で箱を叩くと蜂が攻撃に出てくる。しかし下の鏡に太陽が見えるのでしょう。鏡に向かって激突する。この時体は上下ひっくり返っているだろうと思う。背を鏡に向けて飛んでいるのだと思う。しかし、私のビデオカメラでは確信は出来なかった。ついでに帰ってきた蜂は床で子供たちを探しています。

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今日の一枚 第55回  鏡で地面に落ちるハチ

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