屈光性  曲がるとはどういうことでしょうか
ストローを曲げてみました。曲がり方には2種類あります。
ストローを蛇腹のところで曲げました。左右の長さの変化に注意しましょう。左側の長さが長くなって右に曲がりました。
蛇腹の部分を引き伸ばしておいて右に曲げました。今度はどう変化したでしょうか。蛇腹の右が縮んで曲がりました。最後の結果は同じでも曲がり方はまったく違います。
えん麦の芽生えは青色で曲がりました。
麦の芽生えの左側にオーキシンを塗りつけると右に曲がりました。
ひまわりの先は太陽の方向へ向いて曲がります。
えん麦を寝かして置いたものを90度起こして撮影しました。
ひまわりの葉を一部切除して暗所で曲げました。
植物が屈曲する例を示しました。長さが縮むと考えるのは大変考えにくいことです。したがって一般に植物の屈曲はビデオ左のように起こると考えています。でも、長さが縮むことがあっても良いのではないででしょうか。膨圧が小さくなれば細胞は小さくなり縮むことになるように思います。ひまわりの曲がり方と麦の芽生えの曲がり方は随分違いがあるように思います。かぼちゃの巻きひげは電気刺激で巻いてきますが、成長運動で説明ができないほど急速に巻いてきます。巻きひげは切り取ると突然萎えたようになりますが、しばらくすると回復してきます。こすると巻いてきますが、、やがて元に戻ります。ひまわりの葉を一部切り取っておくと光を照射しなくても運動します。葉に乾燥剤を密着させておくと茎が曲がってきます。
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巻きひげ
気孔が閉じた後温度が下がるなど蒸気圧が下がれば細胞間隙が小さくなります。葉はこれで曲がれると思います。