何が起きているのでしょうか。私は原因は2つあると思います。
@目の構造というか作り。網膜の中央で見たものしかきちんと見えません。周辺は脳が適当にごまかして理解しています。黄斑で見たものしかちゃんと見えないから、視線方向を変えてみる必要があります。そうすると視細胞の数が違うから、明るさがわずかに違って見えることになります。A脳は2次元画像から立体の認識をしますが。立体なんかそもそも見えません。脳が明暗の分布とか境界線の様子や重なりから立体を作って理解しています。

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下は私のオリジナル画像です。回転して見えます。しばらく見ていてください。ひょっとして回転しているように見えるようになったら、どこか一か所に視線を固定してみてください。回転は止まると思います。私はちょっと齢をとってきたのかもしれませんが、筋肉が衰えてきたのでしょう。あまり回らなくなってきたようにも思います。視線方向を変えると動きます。

蛇の回転 

立命館大学の北岡先生の蛇の回転と題された錯視画像です。静止画ですがしばらく見ていると回転しているように見えます。