カラムクロマトグラフィー法 入浴剤

アクワイアーサクラ:さいえんすじゃらん

ペーパークロマトグラフィー法は簡便に物質の分離が出来るのでよく使われます。けれども分離できる物質の量はほんの僅かです。薄層クロマトグラフィー法はその点をやや改善しています。それでも量は僅かです。カラムクロマトグラフィーはさらに多量の物質を分離できます。市販のカラム管を使うと沢山の薬品を使うことになります。ここでは5mlの注射器を試験管に差し込んでカラム管として使いましょう。

@試料入浴剤の準備:赤、青、黄色などの色素を含んだ入浴剤を混ぜて、少しのお湯で溶かす。

Aカラムの準備:5mlのポリ注射器の針の先をペンチで切る。ヤスリで先を磨いてつぶれた穴をきれいにしておく。針の先に小さな消しゴムをさして液の流出を止める。試験管を立てて注射器を差し込む。

B脱脂綿を少しとってガラス棒などを使って注射器の筒の先に詰める。

C100mlのビーカーに充填財としてシリカゲル入れ水を入れて攪拌する。

DCのシリカゲルを注射器に入れる。気泡が入らないように注意してください。必要に応じて消しゴムをとって水を流して適当な高さになるように調節してください。カラムの表面が壊れないように最後に円形切ったろ紙を入れる。

Eこれで準備が完了しました。いよいよです。消しゴムをとって、水を流してカラム柱の表面で止める。

F@の入浴剤を0.5ml程度をカラムの表面を壊さないように静かに入れる。消しゴムをとって水を流し、カラムの表面で一旦止めておきましょう。

G消しゴムをとって、駒込ピペットでカラムの表面を壊さないように静かにお湯を流す。カラムのお湯がなくなってきたらどんどん追加してください。色素が分かれて出てきます。色素の部分を試験管にとりましょう。(流速は針をつける取るによって2種類選べます。)

右はカラムの充填剤が壊れていますが、大抵はうまくいきます。

入浴剤は水に溶ける物質です。

ゲロ、寝とる場合やない。やってみたい
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