ねずみがやってきてもう一年もたった。コロナ・コロナの毎日だった。本当はオリンピックがあるはずだった。来年に延期された。同窓会が2つ計画されていた。教え子が日にちを空けて置けって言った。がしかし中止になった。もう一つは自分たちの同窓会だった。案内が来る前にどうしようかって思っていた。何のことはない。中止になった。何人もが世にいなくなっていく。もう、最後にしようってことになったらしい。
 さて、暇だから、年賀状の準備を始めた。齢になったから、年賀状のやり取りは止めようって言う人もいる。私はどうしようって思ったが、まあ、生きているから、少なくとも、出してくれた友人には出そうと思う。

 さて、こんな感じ。牛は単に来年の干支なだけ。問題は黄色と青色で書かれたVの字パートだ。上の画像では左にゆっくり回転していくように見える。下の画像では上下に波のように広がっていきます。孤独なのは真ん中の牛かもしれない。どうしてこんなふうに動いて見えるのでしょうか。まず、眼球が小さいため、網膜の中心に視細胞を集めてここだけよく見えるようにしているのでしょう。周辺はちょっとよくわからないので脳が適当に判断しています。全体を理解するためには視線方向を変えてスキャンする必要があります。スキャンしながら脳はVの字パーツの立体的つくりを調べています。経験から理解するのでしょうが、真実かどうかは脳には分かりません。スキャンをするとよく見えたり、ちょっと見にくくなったりします。するとVの字の立体的構造が違って理解されて、動いて見えるのだと思います。ちなみに孤独な中央の牛に視線を固定すると動きはなくなります。画像の明るさとか背景の明るさとかを少し変えた画像をアニメーッションにするともっと動くように見えます。