アサガオの蔓の巻き方です。昔はこれを左巻きと言いました。上から見ると反時計回り、左に回転しながら先へ伸びています。で、最近になって左巻きというのはおかしいと言う研究者が出てきました。そんなことは本当はどうでも良い。下から天に向かって蔓が伸びていくなら蔓の基部から先に向かって見るなら右に回転しながら、時計回りに回転しているというわけです。誰がそんなふうに言ったのでしょうか。
 左の図の蔓は途中で巻き付いています。いつ巻き付いたのでしょうか。基部から上へ伸びながら巻いていったとしましょう。とすれば支柱にすでに巻き付いている蔓は一体どうなるのでしょうか。すでに巻き付いた下部の域はもう動かない。のだから、基部から見て、先に向けて伸長しながら右回りに巻き付いてきたとは考えにくい。だから、蔓は先端から基部に向けて伸びて行ってるのだ。その時確かに上から見ると時計回りに巻き付いて行っている。けれども蔓の先端は先から見て左回り、反時計回りに旋回しています。蔓の伸長は基部に向いていますが、巻き付けば左回りに巻きながら登ってきます。だから、アサガオの蔓は昔から言っているように、左巻き、反時計回り巻きと言って良いと思います。でも、右でも左でもどっちでも良いや。ここではこれを昔のように左巻きと言うことにします。
 キュウリやカボチャの巻きひげは切り取って水に挿し、先端にアルミホイルを被せておくと翌日にはグルグル巻きに巻き付いています。細い銅線を差し込んで1.5から2ボルトぐらいで刺激すると間もなく巻き上がってきます。アサガオの蔓の先端は反時計回りに旋回しています。これら回転のメカニズムは同じじゃないかと思っています。

100円ショップで櫛を買ってきました。スタンプ台に押し付けて色を付けて蔓の先端に等間隔に印をつけたらどうだろう。もし蔓が捻じれて作られているなら、印が捻じれていくから分かるだろう。先端から下部へ伸びていくなた印の間隔の変化で分かるだろう。・・・。
 で、

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どっちでも良いがここではアサガオの蔓の巻き方を昔のように左巻きと呼びます。