メダカやグッピーなどの魚類は流れに逆らって泳ぐ。これを正の走流性と言ってきた。ここでの実験では流れとは無関係の行動であることが分かったと思う。視覚が重要で流れに流されないように行動しているのだろうって思う。とすると視覚で活動する生き物はでは同じことが起こるのだと思う。人でも同じようなものかもしれない。急流に流されないようにするなら、大抵の人は上流に体を向けて踏ん張って流されないようにするだろう。強風が吹いても同じだ。

さてそれでは背景を回転させてメダカと同じ反応を示すかやってみましょう。円形の透明の水槽にアクリル板などで蓋をしてください。菅瓶に2匹ほどのハナアブを捕獲して、水槽に菅瓶のふたを取って管瓶ごと入れて置きます。そのうちハナアブが出てきます。ここから実験開始です。水槽の外側に縦じまの背景をセットして回転してみます。

 ハチを使ってメダカの走流性と同じようなことが起こることを調べてみましょう。ミツバチが良い。働きバチは全部メスですが、産卵管が針になっています。捕まえると刺します。当たり前ですが、痛い。アレルギーがある人はひょっとしたら危険なのかもしれませんが、刺されても普通は痛いだけで終わります。注意してください。握ったら刺します。
 ハナアブの方が安全かもしれませんね。かなりの飛行力を持っています。刺さないから、これが良い。
 

ハチの走流性 風に向かって

風はありません。飛び立つとメダカの時と同じように、周囲の縞模様につられて飛びます。

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