カフェウォール錯視

多分中央の2本の手裏剣列は右へハノ字を書くように広がって見えていると思います。

上の図をガウスぼかし処理をしてボカしみました。さらに2階調処理をしたのが下図です。黒い四角形の角は欠けています。さらに上下の四角形は繋がってしまいました。目は網膜に写っている像の立体構造を調べるためにピントの位置を絶えず変えているのだろうと思います。

背景を暗くすると反対側のハノ字になると思ったのですが、なりませんでした。ちょっとわかりませんが今は気にしないで

カフェウォール錯視 上の図は有名な古典的錯視図です。水平の線が傾いて見えます。どうしてでしょうか。

6個の黒い像を赤い線でつないでみました。下の右角から次の像の中央の角を直線で繋ぎました。この線は水平線に対して傾いています。最初の像がぼけると下図のように見えるのだろうと思います。下の四角形の右肩から出た水平線は上下の四角形が接している次の像の凹90度角の上の方に繋がって見える。赤い線は上下接している部分で延長しても繋がりません。それはちょっとおかしいのでそのうち下の部分が立体的に手前にあるように見えてくると思います。

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とっぷう
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背景の明るさが変わるとよく見える画像が変わってきます。その結果立体的理解が変わってきて線状に並んだ手裏剣が傾いてみたりします。

4本の手裏剣列は平行のはずですが、傾いて見えます。この並びは同一平面にあるものではないと見えています。瞬きをしたり視線方向を変えて網膜の投影場所を変えると、動いて見えます。網膜の場所によって感度が異なるため手裏剣の立体的場所が変わって理解されるのだろうと思います。

背景の明るさを変えています。背景が暗いときは左側が開いているように見えますが、明るくなると右が開いて見えます。黒い四角がよく見える時と、明るい四角が見える時とで立体的理解が異なってくるのだろうと思います。もし一枚の静止画像を視線方向を変えながら見ると(網膜の中央か周辺で見る)斜線方向が違って見えて立体的理解が違ってくるのだろうと思います。