面白い実験でたしかめる生物の不思議 

5月なのか6月なのか、新芽が吹いて、小さな葉が現れる。いつの間に大きくなったのだろう。不思議だ。どのように成長するだろうって思う。毎日紙の上に葉を置いて周囲を鉛筆で辿れば良いだろうって思う。そうやって記録を取ると葉は外へ向かって成長していくように思える。でも、それはチョット違うかもしれない。それぞれの場所で、成長量が違って、その総合トータルとして成長していくのだろう。だから葉の先端部分が成長しなかったとしても葉の基部が成長すれば、先端が成長しているかのように伸びていくのです。

”昔は、昔は”って言うのは決して良いことだとは思わないが、それでも、言いたくなることがある。昔から無給のボランティアサービスは教員には当たり前のようにあった。修学旅行に引率すると、無料で行けて良いですね。くだらないことを言う者がいる。24時間4日勤務の何処が良いのか分からない。旅行費用は確かに出張旅費から支払うが、昔は少しは残った。そのうち、段々全く残らないようになった。さらに、足りないから支払ってくれって事務が言うようになった。冗談じゃない。3泊4日間24時間勤務だ。なんで、お金を支払わなくっちゃならないのか分からない。持ち出しで引率などしたくはないが、それでも嫌だとは言えない。動物園などへ引率すると、入園料は支払いなさいときた。バカにしないでください。それなら僕は入場しないと言った。入り口で待っていれば良い訳だ。昔なら、そんなことで事務と喧嘩になるようなことはなかった。
 全員、何らかの部活の顧問だ。時にはアイスや軽食をご馳走してやらなければならない場面もある。合宿に連れて行けば、何がしかの持ち出しがある。修学旅行へ行けば大抵普段問題児と言われる生徒が寄って来る。大抵、ちょっとした、菓子ぐらいは食べさせてやるというか一緒に食べる。明日から、頑張ってくれれば安いもんだ。球技大会や文化祭では飲酒や深夜徘徊による補導など気がかりなことがある。ジュースやお菓子で学校での打ち上げ会に留めさせるには自腹を切ることもある。昔、4年に一度研修費が支払われた。言ってみれば内緒の給料だ。”そう言ったものに充たせば良い。”そう言われたが、税は徴収されたが、裏給料だった。教員が悪いように言われて廃止になったが、表に出さなかった行政が悪い。ついでに、ずーと毎日何がしかの実験をしてきたが、結構多くは自腹を切ってきた。昔は月に数千円程度は領収書やレジシートがあれば、何処ででも物品の調達が出来たが、今は100円館のようなところからは購入が出来ない。もちろんネットじゃあ駄目だ。ネットでしか買えないものは自腹を切らないならごまかすしかない。方法はある。ちょっと昔は隠しマネーがあった。赤虫とか学年全体なら結構高くなるが、昔は裏金で満たした。今は実験をやらないか、教員でワリカンで払う学校がある。(つづくかも)
 

今日の一枚 第33回 葉の成長

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