面白い実験でたしかめる生物の不思議 

飛ぶスイッチが入っていないのに、脚に触れるものがない時弾くのだろうって思う。脳にスイッチがいくつあるのだろうか。どんなものがあるのだろうか。

今日の1枚 第94回 コメツキムシは何時コメをつく

”ゆとり世代は”って最近よく言われる。ゆとり教育は失敗だったのかって思う。けれどもこの教育を受けた若者が、新しい時代を構築していってほしいっと思っている。ゆっくり学んだことを展開していくことだ。決して失敗だったとは私は思わない。描いた程の成果が見られなかったかも知れないが、失敗じゃない。これからだ。アクティブ・ラーニングはゆとり教育の土台の基に展開されていると思う。

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 最近アクティブ・ラーニングていうものが流行っているらしい。NHK TVでやっていた。・・・・・。
”ひょうたんは夏によく育つ。”なぜでしょうか。そんな問題が出ていた。。小学生や中学生には正解はない。私はそう思います。原因となる要因をあげていました。水、光。そんなものをあげていました。水は大切ですが、なければ枯れてしまいます。だから、水は十分あるとしなければなりません。光。冬は太陽が低く斜めに光が当たる。夏のほうが光が強い。そんな説明をしていました。なるほど。そうかもしれません。でも、結論を出す前にやってみなければならないことがあります。夏と冬の明るさを調べ、日照時間を調べ、光合成量に違いがあるのかを検証してみる必要があります。植物からみれば冬の明るさでも夏の明るさでも、十分明るいだろうと思います。昼間の明るさで言えば、その他の条件が全く同じなら、光合成量は同じだろうと思います。
 さて、コメツキムシを見てみましょう。ひっくり返して、上下が逆さになると弾いて体勢を戻す。元に戻れるのは他に要因がなければ、2分の1の確率だ。失敗すればまたジタバタしてここからやり直す。子供の頃楽しんでやった。虫が疲れて反応しなくなると、面白く無いから逃がしってやった。結構、意地悪な人間だ。逆さになったことが分かるのだと、普通に思ってきた。それも、最近までだ。けれども、虫は天井を歩くことがある。てんとう虫はひっくり返すと羽をばたつかせて体勢を戻す。けれども天井を普通に歩く。てんとう虫にそーっと、!”ひっくり返ってますよ”って言う。要らぬおせっかいだ。これでいいのだ。問題はない。目じゃない。重力の方向を認識する器官があるわけでもないかもしれない。飛行中は脚を下にして飛ぶのだろう。どうやってこの姿勢を保つのだろう。上下が分からなければこの姿勢を保てない。眼だ。逆さでも飛べるけれども、脚を下にしないと止まる時、頭から激突するしかない。光が来る方向へ背を向けて飛べば良い。アシナガバチは夜は飛べない。夜は地面に落ちて歩くしかない。
 一緒に考えようと私は思ってきた。どうやって確かめたら良いのだろうか。植物なら冬でも温室で育ててやれば充分大きくなる。光の強さが問題なら、冬は温室でも育たない。
アクティブ・ラーニングが単なる調べ学習とか話し合い学習なら、成功しないかもしれないと思っている。

竹ひごの先に両面テープを付けて、コメツキムシの胸部背中に押し付けて釣り上げる。
逆さにひっくり返っているわけでもないのに弾きます。

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