印刷機は最近原紙というものを全く使わなくなった。ちょっと此の実験はやりにくくなった。最近の印刷機なら廃版ボックスから原紙を取り出してきます。インクで真っ黒です。インクは邪魔です。灯油で洗います。インクが取れたら、樹脂板に貼り付けて一端をセロテープで貼り付けます。澱粉を少量の水でコネタ澱粉インクに灯油を入れてかき混ぜてインクを作ります。原紙と樹脂板の間に澱粉インクを挟み入れる。印刷用紙を置いて上から押し付けて印刷する。色がついていません。イソジンうがい薬を薄めてシャーレなどに入れておきます。印刷面を上にしてイソジン液に浮かべてください。イソジンが印刷面に染みこんでいくと画像が見えてきます。最近の印刷機では面倒。

面白い実験でたしかめる生物の不思議 

今日の1枚 第90回 澱粉印刷 イソジンうがい薬で発色

 給食の残りのご飯に水を加えてすりつぶす。そこへ適当に薄めたイソジンをかけると青色に発色します。どうして発色するのかは一度調べたが、忘れてしまいました。自分で調べてください。ある時計反応で青色に発色する反応と同じだ。

光が当たった葉には同化澱粉があります。根には貯蔵澱粉があります。光が当たった葉にイソジンをかければ発色するはずです。しかしここでは葉に澱粉がある理由を考えてみてください。光合成で合成されるものがブドウ糖なら、ここでわざわざ澱粉にすることはないと思うのですが。・・・。

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