ガラス製の回折格子がある。光を通せば虹が見える。その構造や原理はさておいて、沢山の同じ働きをするものがほしい。ガラス表面のレプリカを作ればいい。アセトンなどの有機溶媒をガラス表面に垂らして溶ける透明合成樹脂板を貼り付ければ良い。けれどももっと簡単に作れる。右上の写真を見てください。CDを剥がしてアルコール洗濯のりでレプリカを作れば良い。不思議メガネのレプリカをつくれば面白いことが沢山できる。私は此のレプリカシールでしばらく遊んでから、顕微鏡で観察してシールに隠された秘密を調べた。顕微鏡の使用方法を学ぶ授業に使った。顕微鏡が横にあれば黙っていても観察を始める。宇宙基地のような模様を見つけて、これかッて言うだろう。
　けれどもこういう実験を生物じゃないと言った先生がいた。物理、化学　生物　地学　の境界線を引きたがる教員がいる。葉の裏側にセロテープを貼り付けて剥がして観察すれば気孔が見える。やってることは同じだ。