3月,一年間,一緒に生きたクラスの生徒全員に手紙を送った。年賀状でも暑中見舞いでもない。色々あったが、一年の最後別れの時が良い。手書きだった。”ありがとう”の一言を必ず書いた。費用はたいしたことはないがもちろん自分持ちだ。3月は大変だ。空き時間は全て手紙を書いているのだ。大抵、出席番号1番から書いていくのだが、時には言葉が出てこない生徒がたまに出る。ちょっと飛ばして、後ろの女子。時々、同僚の先生が、そんな様子を見て,「大変ですね」って言う。そうです。今は大変なんです。でも、来年楽になるんです。僕の言うことはみんな聴いてくれるようになるんです。
 実験費用から、葉書代・・・。様々に自腹を切ってきたが、・・・。家へ帰っても勉強するところがないという受験生のために夜10時頃まで、学校を開放したが・・。ありがとうと言う言葉以外はなかった。ただ、昔は長期休暇中、遅刻、早退など、大目にみてもらえた。
 ところで先生が忙しいのは先生がそうしているからだと思う。時間がきたら、帰ればいい。修学旅行のように24時間生徒のために生活しているわけじゃない。自分の時間や家族の時間があって当然だと思えばいい。管理職が時間内にできることしか出来ないって割り切ることが必要だ。そうでなければいつまでも変わらないというか、24時間勤務になっていく。朝の勤務時間は厳格なのに、帰りの勤務時間は無限を許してきた管理職に問題があると思う。仕事が終わらなくても、明日やれば良いことは、明日やれば良い。ついでにコンピューター時代になって、テストの採点は人間性を無視することになってきた。何日何時までに採点して、PCに打ち込んでください。三者懇談用の資料を作るから期日を守ってください。が、しかし僕はテストの点なんかはその時生徒に聞けばいいと思っている。大抵、失敗した原因も含めて話してくれる。明日も頑張ろうって思えれば良い。何を頑張るかは人によって違う。懇談でテストの結果について話したのに、「先生、部活に頑張ります」って言う生徒がいても良い。

加熱すると縮む素材があります。穴を開けて収縮させてみてください。

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今日の一枚と言うか2枚 第34回 穴は成長する

面白い実験でたしかめる生物の不思議 

葉がま小さい時穴あけパンチで穴を開ける。成長すると穴の大きさはどうなる。普通は大きくなります。(変わらない植物もあります)