カラムクロマトグラフィー法を科学に取り入れた人は誰なのかよく知らないが、最高の方法の一つだと思う。目的によって、充填剤を変える。展開溶媒を変える。展開溶媒の代わりにガスを流すなどといった方法は普通、思いつかなだろうと思う。科学の進歩に多大な貢献をしたと基礎技術だとおもう。そういう意味もあって結構長い間光合成色素をカラムクロマトグラフィー法で分離しようと思ってきたが、満足できるものにならないまま終わった。
 高等学校などの初心者ならこれで良いと思う。原理のようなものを自然に学べれば良いと思う。

@充填剤はシリカゲルを使いました。
A展開溶媒は水かお湯で良い。光合成色素を分けるなら有機溶媒を使うが、これは使いかたに気をつけないといけない。入浴剤なら全然気にしなくて良い。
B生徒は綺麗な色のものを使いたがるが、これは単色色素であまり面白くない。どちらかと言うと汚い色を使った方がいい。汚い色は綺麗な色の集まりで出来ていることが分かる。
Cペーパークロマトグラフィーと合わせると良い。

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今日の一枚  第56回 入浴剤の色素をカラムで分ける