ニンヒドリン反応とくもの巣
ニンヒドリン反応で生徒と遊んでみました。ホットプレートで加熱しましたが、急加熱をするとろ紙の裏面に紫色の粉がついてしまいます。ホットプレートは後でスイッチを入れたほうが良いでしょう。ドライヤーを使うのも良いかもしれません。
これはくもの巣がたんぱく質でできているものとして、そのこと確かめるための予備実験です。PVA糊はくもの巣の採集のために使うかもしれません。PVA糊はニンヒドリンとは反応しないことを確かめるために用いました。試験管を使って実験してもかまわないがこれなら薬品使用量をわずかに抑えることができます。また結果を残しておくことができます。ガラス板かケント紙にくもの巣を貼り付ける予定です。感激的な結果にはならないかもしれません。くもの巣が細すぎます。けれどもやってみる価値はあります。
時計皿にわずかにPVA糊を入れて、そこへアミノサプリ、デンプンを入れたものと何も入れないものを用意する。少し水で薄めたものを試料液とする。穴あけパンチでろ紙に穴を開けてろ紙の円盤を作る。この円盤を数枚ずつ時計皿に入れる。円盤をピンセットで取りガラス板に貼る。(注意:ヨウ素デンプン反応は加熱すると色が消えてしまいます。)
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