ヒマワリは芽生えてから毎日朝日の出とともに東に頭を垂れ、昼には南を向いて、夕方西を向いている。観察してみれば良い。その通りだ。問題は明日の朝は東を向いている。いつの間に東を向いたのだろう。夜、12時ごろ観察したら良い。上を向いている。朝になって日が昇ると東を向くというわけだ。

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ひまわりは葉の一部分を切除されると頭を垂れる

これはヒマワリがどうして太陽の方を向くのかを説明する図だ。ふ〜む。なるほどとは思う。重大なことを見逃している。

光の明暗でオーキシンの分布量に差ができて、伸長量に違いが生じる。その結果暗い方の伸長が促進されて太陽の方を向くという今までの説明は多分間違いだろうと思う。

東を向いて個々の花が開き始めます。途中で止まると、まだ回転が出来ますが翌日には東を向いて残りの花が朝開いてきます。こうなると東を向いたまま動けません。

左のヒマワリは朝早いころのものです。これから東へ向いてきます。

ヒマワリは葉の半分を切り取られると先端が暗所で曲がる。葉の一部をアルミホイルで包んだり、黒い画用紙で挟んだりすると暗所でも先端が曲がると思うが、どのような結果になるのかまだ確かめていません。

ひまわり畑を見てください。皆同じ方向を向いて咲います。東を向いています。その仕組みはどうなっているんだろう。タンポポやポーチュラカの花は夜は閉じています。タンポポは朝9時頃までには開いています。ポーチュラカは朝8時ごろには咲いています。ひょっとして傾光性と言っているかもしれませんが、それでは何も問題は解決していません。私は吸水力と蒸散量とのバランスが夜から朝にかけて変わってくるのだろうと思います。すると細胞の膨圧が変わってくるのだと思います。
 ひまわりの個々の花は朝9時ごろに開くのだと思います。朝9時ごろヒマワリの先端は東を向いています。数十パーセント個々の花が開くとヒマワリは向きを変えられなくなります。

ヒマワリの維管束は平行に走る

ヒマワリの茎をカミソリで縦に半分切り込みを入れ片方に色付きの液につけた方は水に浸ける。色素液は真直ぐ上へ吸水されていきます。その結果半分色がついて半分普通の色のヒマワリができます。維管束は茎から葉まで平行に走っています。蔓性の植物が螺旋状になっているのとは違います。