植物の発芽をスキャナーでPCに記録する

土の中に蒔かれた種子は暗いところで発芽伸長していきます。幼葉の付け根は鈎状に曲がっています。ちょうど肩を張って土を掻き分けて伸びていくように伸長します。

CDのケースの隙間で育てます。コピーするかスキャナーで結果を取り込みます。

さて、それなら土の中が明かるかったら発芽できるのでしょうか。透明樹脂保湿性人工土壌中に種を蒔いたら、ちゃんと育つでしょうか。一度やってみましたが、まだきちんとした結論に達していません。

左はかいわれ大根の芽生えを右から自然光を当てながら育てたものです。茎は概ね光の方へ育っています。が、しかし、根は一本を除いて概ね真っ直ぐ下へ育っていきました。


色々やってみましたが、根が光と反対方向へ曲がるという結果は得られませんでした。

種は固定されて育つと普通に思っていました。けれどもよく考えるとそうじゃありません。土粒子と粒子の間に挟まれて浮いた状態で発芽していきます。植物体の何処かが動けば、全体が動くことがあります。

発芽種子は地上へ出て光が当たると幼葉の下の鉤部が伸びて葉を広げると思っていました。が、ひょっとすると接触刺激がなくなることが原因かもしれません。でも確かめていません。

土の中でこんなふうになったらどうなるのでしょうか。

先が土から出て光が当たるようになると鈎が伸びて葉も開いてきます。もちろん緑の色素も合成されてきます。

OHPのシート、雑巾はコピー機を汚さないためです。綺麗に使わないと次からコピー機の使用禁止令が出ますよ。

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