サイエンスじゃらんーじゃらん
           本当は ジュクじゃが
アクワイアー・桜

 多くの昆虫は太陽の光の方向から上下を調べているのではないかと思います。そうするとトンボにしてもクマバチにしても夜は基本的には飛べない、活動ができないということでしょう。アシナガバチは巣を叩くと怒って勇敢にも飛び出てきますが、夜は地面に落下してしまいます。そうしたら巣に帰れるかどうかは確かめていません。だから、分かりませんが、その日は帰れません。

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スズメバチの  とばっちりを受けたムカデ
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昆虫に取っては脚が何かに接触していれば、上下などはどうでも良いのでしょう。コメツキムをひっくり返すと胸部を弾かせて飛び上がってもとへ戻します。上下が反対になったことが分かるように思えますが、そんなことはありません。割り箸の先に両面テープを貼り付けて、コメツキムシの胸部に付けて釣り上げると、逆さになっていないのに跳ねます。脚が離れて飛行がスタートするとスウッチが入るのでしょう。光に背を向けて飛びます。

クマバチが飛べる程度の大きめの水槽に蓋をして下さい。角にクマバチを入れる入り口を作っておいて下さい。水槽虫かごを作ると考えて下さい。部屋を暗くして、水槽の下から光を照射出来るようにして下さい。クマバチはほとんど刺すことはありませんが手で捕まえたりすると刺すかもしれません。水槽の底平面を歩くときは普通に歩きます。ところが飛び立つと体がひっくり返ってしまいます。飛び続けると底で背面スケーティングをします。

クマバチの背面スケーティング

-面白い実験でたしかめる生物の不思議-