木のこげ粉をかけてタイミング良く上下すると火起こし機の先が激しく回転を始めます。やがて摩擦熱で煙が出てきます。ここからが勝負時です。ここでゆるめないこと。後少しさらに気力を入れて回転します。こげ粉に火種が出来てきます。麻ひもをほぐして丸めたものとかかんなくずなど火がつくやすいものに火種を入れて息を吹き込むとか勢いよく空中を回転させるとかして下さい。まもなく火がついてきます。

もくじ2
とっぷう

木製でも良いかもしれないが中心をとるのが難しい。これなら完璧

第三十九回 古代の光 火起こし機 

壊れた箒で作る火起こし機です。

多分人類は火を自由に操れるようになったときその生活の様式は革命的に変化したのではないでしょうか。

エネルギーはその形を変えますが、消えることはありません。ちなみに地球にやってくる太陽のエネルギーと人間が化石燃料から作るエネルギーは宇宙へ放出しないと地球の気温はだんだん上昇してしまいます。

火起こし機というと古代の代表的機械だと考えてしまいます。たしかにそうかもしれませんが、この装置は400年ぐらい前伊勢神宮で初めて使われた比較的新しいもののようです。

作り方は簡単ですが、セメントが固化するまで1週間程度必要だろうと思います。

それでは火を起こしてみましょう。タイミングが取れるようになるまで少し時間が必要かもしれません。

アクワイアーサクラ:さいえんすじゃらん