第二十八回2 生物の上下 背面飛行と背面スケーティング

空を飛ぶ昆虫や水中を泳ぐ昆虫は飛んだり泳いだりするために一定の姿勢に保つ必要があるように思います。風や波など外部から強い力を受けるとその姿勢が保てなくなることがあると思います。この場合感覚器からの情報を受けて速やかに姿勢を立て直します。さて、その感覚器は何でしょうか。
 空を飛ぶ昆虫は太陽の光に背を向けるように飛行します。けれども本当は体が上下逆になっていても飛ぶことは出来るのだろうと思います。ひっくり返っても飛ぶことが出来ると思います。けれどもこの場合大変なことが起こります。着陸しようとすると頭から激突することになります。

巣の前に鏡が置いてあります。箱をたたくと怒って攻撃に出てきます。けれども、飛び立った瞬間に鏡に写った太陽が見えます。すると体を上下反対にするのだろうと思います。蜂たちは鏡に激突しています。

とっぷう

アクワイアーサクラ:さいえんすじゃらん