バブ中(CO2) 乾燥剤 バブと乾燥剤 バブと乾燥剤とエチレン吸収剤 リンゴ(エチレン) 備考
タンポポ × × バブ(CO2)中では4日間開花を続けた
ノスポールやイングリッシュデージーなど × ▼乾燥在中で1週間開花し続けた
ピンクマツバギク × 8分  橙花の種類は同じ処理では開花しない
リビングストーンデージー × × × @ @の処理後乾燥剤とリンゴ中で開花した。温度を上げると良い。
ガザリア × × × @ × @の処理後乾燥剤とリンゴ中に入れ、ホッカロンで暖めると完全に開花
マツバボタン × × × × × 温度を上げることで開花
ゴールデンクリーバー × × ×
乾燥剤と温度を上げることで開花
ポーチュラカ × × × × × CO2 と乾燥剤とエチレン吸収剤中に12時間入れ乾燥剤とリンゴ中に移し替えると開花した。(温度は上げる)乾燥剤とリンゴ中では小さい花を咲かせた
タマスダレ @ × @ × いずれも温度を上げる必要がある。温度を上げただけでは開花しない

第二十六回 花の開花と湿度でギッコンバッタン

アクワイアーサクラ:さいえんすじゃらん

完全に開花した  △ほぼ開花した ×開花しなかった  −実施していないが開花しないと思われる

曲がるということを考えてみましょう。上段、下段、曲がるという点では同じです。けれどもその経過は全く違います。どう違いますか。

@上段はストローの蛇腹の左側が伸張します。

A下段はストローの蛇腹の右側が縮んで曲がります。(縮むのは現実的ではないように思えますが水分量を調節すれば可能です。

左の2枚はふゆしらずの花です。左は閉じている時。右は開いている時です。アブシジン酸をかけ温度を上げると左になるようです。右はハナカンザシの花です。乾燥させると赤丸の部分が曲がって折れてきます。やってみますか。

このようにまとめるつもりはありませんでした。どうしたら人工的に開花させることができるのかと思ってやりました。ちゃんと記録してきたわけではありません。この結果はあまり正しく記憶していません。誰かにやり直してくださいなどと言うつもりはもちろんありません。ただ、教科書に書いてあるような傾光性とか熱傾性とか簡単な一言で済ませられるものではない。

ここではこの実験は実施しませんが、きちんと
実施すると一般に言われていることとは違う
結論に達するかもしれません。

植物は結構不思議です。その部分だけでも反応が起こります。たとえば朝顔の蔓は切り取ってきても螺旋状に巻き付いてきます。巻きひげは切り取ってきても刺激を与えると巻いてきます。朝顔の花は花だけで朝開いてきます。ついでに蕾を5等分ほどにしても開花に向けての反応は起こります。やってみますか。

とっぷう