アクワイアーサクラ:さいえんすじゃらん

第二十六回 花の開花と湿度でギッコンバッタン

シャーレの水がなくなるまでいつまでもギコンバタンを繰り返します。作ってみましょう。

タンポポ

ハナカンザシ

フユシラズ

ノスポール

ニジソウ

紙には裏と表があります。葉にも花びらにも裏表があります。裏と表は作りに違いがあります。一つの環境変化にたいして起こる変化の量は裏と表で異なることがあります。花の開花は生長の差ではないと私は思うのですがどうでしょうね。

上にいくつかの植物の写真を載せました。夜19時か20時頃見て下さい。全部花は閉じています。昼の12時頃見て下さい。ニジソウはまだ閉じているかもしれませんが、他はすべて開いています。花だけ切り取って水差しに入れておいても同じです。いつどうして開き閉じるのでしょうか。

ハナカンザシの花びらです。開いた花びらの基部に水を1滴かけると閉じていきます。ふゆしらずの花びらではうまくいきませんが、生長差でなくても開閉が可能であることが分かります。

左はチューリップの花の開花のメカニズムを説明したものです。花びらの内側の生長が大きく、外側の生長が小さい。その結果花びらは外側へ開いてきます。・・・・本当かなあ

とっぷう

本の帯とか厚手のトレーシングペーパーなど湿度で反り返る紙が良いと思います。4cm×10cmほどにして下さい。ストローの先を1cmほどに縦に切り込みを10字に入れ外へ折り曲げる。紙の中央にストローをセロテープで貼り付ける。ストローの他端にさらにストローを差し込んで長くする。ストローの重心付近に虫ピンを刺す。ストローにクリップとか輪切りにしたストローをつけて左右のバランスを調節する。シャーレ等に水を入れる。布をまいた円筒をシャーレに立てる。写真のようにセット。

湿度でギッコンバッタン