1.夕焼けを再現してみましょう
光電管
青い光
第十八回 夕焼けの仕組み 再び虹から
アクワイアーサクラ:さいえんすじゃらん
夕焼けの仕組み
また虹を作る装置の登場です。晴天の日の空は青くみえる。夕方地平線に近い空は赤というか橙色に見えます。♪〜夕焼け小焼けのあかとんぼ〜♪負われて見たのは〜♪つい鼻歌歌唱をしてしまいます。なんで赤色なんだろう。そもそもの始まりは太陽の光が虹に分かれることが始まりです。赤く見えるわけですから、主に赤い光が目に到達しているのでしょう。赤以外の光は何処へ消えてしまうのでしょうか。
薄い牛乳(水に牛乳を少し加えたもの)か薄めた水性ニス、数パーセント寒天、などを用意して下さい。ビーカーや透明のアクリルボックスに入れて懐中電灯やファイバーライトで照らしてください。反対側から見ると夕焼けのように赤く見えます。どうして赤く見えるようになったのでしょうか。
2.虹を通過させてみましょう
寒天を通過した白色光
直視分光器を水平にセットしてファイバーライトで光を照射してください。虹が出てきます。上から虹を観察してください。
ファイバーライトの反対側から光源を見ると青い光が散乱して赤い光が直進してくるのが分かります。
青い光で気体や液体中の粒子の数とか細菌の数とかが分かると思います。
青い光は早く散乱して届きません。
これは本当の夕焼けとはちょっと違います。この実験では粒子が青い光を散乱させているのですが、夕焼けは窒素とか酸素の分子が散乱させています。