第十七回 葉の成長

アクワイアーサクラ:さいえんすじゃらん

葉が未だ若く小さいときにその先端部、中央部、基部に穴あけパンチで穴を開けておく。生長したら穴のしたにグラフ用紙を置いて、写真を撮るかコピーをして穴の面積を測定する。およその面積の求め方は最下段に示した。

トウモロコシと同じ単子葉類です。穴はほとんど大きくなりません。

ほとんど生長しません

葉の生長についてどんなことが言えるのでしょうか。

ユウガオの葉に穴を開けて穴の成長を調べてみました。穴の下にグラフ用紙を置いて撮影し、コンピューター上で面積を調べました。基部の成長がやや大きいように思えましたが、概ね同じ成長率で大きくなっているようでした。このグラフは面積の変化です。長さの変化の2乗になるわけです。だから直線に見えるところは実は指数関数で示されるはずです。スタートは26平方ミリメートルだから、測定値を26で割って平方根をとればほぼ直線的変化となっています。
双子葉類と単子葉類では根本的に違いました。。

S=135+44/2

ユウガオ:,ハナズオウ:どこでもほぼ同じ程度丸く大きくなります。主要脈を切断する穴は縦長になります。
とっぷう
ササの仲間でも同じ結果になります
横への成長がなく縦長になります。穴の上部はたるんできます。

生長した部分

ついでですが、不定形の面積はこのように求められることを数学的に証明してください。

トウモロコシ
アサガオ
イチョウ
mm2