概ね黄色に見えます。(ちょっとこれでは黄色といえないかもしれませんが)

第十一回 光の三原色

アクワイアーサクラ:さいえんすじゃらん

赤の電灯だけつけます。赤く見えます。当然です。

太陽の光を分光器で分けたものです。ここに黄色の光があります。この黄色い光と赤、緑を混ぜて作った黄色に見える光は根本的に違います。

緑を点けてそこへ赤を重ねると何色に見えるでしょうか。

とっぷう

緑の電灯だけつけます。当たり前ですが緑に見えます。

緑を点けて下さい。そこへ赤い光を照らして下さい。ちょうど黄色に見えるようにして下さい。そこへ青い光を照らして下さい。何色に見えるでしょうか。


白色光になってしまいます。色がなくなってしまいます。あれっれ。?。あれれっ。

青い電灯だけ点けて下さい。青色に見えます。当たり前です。

懐中電灯の光は周囲では明るくなったり暗くなったりむらができます。電灯の前にトレーシングペーパーを入れて光を散乱させないと使いようがありません。それでも撮影すると、期待するような画像になりません。中央部だけが見えるように円形のスクリーンにしました。

明るいところで、白い紙に青い光を照らして下さい。そこは青く見えます。突然青い光を消して下さい。そこには色がついて見えます。何色に見えますか。どのように説明したら良いでしょうか。

異なるのに同じ黄色に見える。どうしてなんでしょうか。きっと人間の感覚器に起こることが同じなのでしょう。

どのように違うのか言葉で表して下さい。