　さてここで植物の色素を取り出してみましょう。詳しくは別の実験で説明します。光合成色素は水に溶けません。あまり良い結果にならないかもしれませんが、ここではアルコールで抽出しましょう。植物は葉が柔らかいほうれん草を使いましょう。乳鉢にほうれん草十分なアルコールを入れてよく(適度に）すりつぶしてください。（抽出液が濁るとうまくいきません）ろ紙でろ過して色素液とします。色素液をできれば１cm×１ｃｍ×＊のセルに入れると良い。

①この色素液を虹を作る装置の光路に置いて、虹がどう変わるか調べてください。
②ファイバーライトか懐中電灯の光を横から照射し、色素液の色を観察してください。
③この装置がないときはＣＤの表面によってできる虹を使ってください。

物には色があります。ただし黒と白は色ではありません。光があるかないかです。植物は普通緑色をしています。

色素液が光を吸収するとその光は通過
してきません。そうするとそこは光がない
ので黒く見えます。右のグラフを完成さ
せて下さい。