左はスプレーで着色したクモの巣を糊をつけた画用紙に押し付けて取ったもの。右はクモの巣に糊がついていることを利用して取ったもの。
クモの巣の不思議
 クモの巣にテイッシュペーパー片を 投げつけるとクモが走ってきます。小学生向きの本にクモの巣の取り方が書いてあります。画用紙に糊をつけて押しつけます。確かにこれで取れますが、おかしいところがあります。

何も答えない高校生

 何処がおかしいのでしょうか。だれも答えません。あのね。テイッシュペーパーをぶつけるとひっつきます。クモの巣には初めから糊が着いています。画用紙はでこぼこで駄目。OHPのシートならそのままつきます。

どこかおかしい日本の学生

 何も答えないのがいけないのです。そもそも、教育は考え方を教えることだと思います。自分の考え方は知識がないと持てないと言う人がいます。私は育ち方の問題だと思っています。今、持っている知識で考えればいい。。
夢の種・自由
次へ2

ダニの卵と飼育の仕方:20年も続ければきっと発見があります。
駄目かもしれない
 私はもう駄目かもしれないと思っている生徒が沢山います。駄目だと思ったら何もできません。そうではなくて自分でもできることを探すことが大切です。教育は希望と勇気と挑戦する心を生み出すものでなければだめ。

若い人に一番伝えたいこと
 自分でもできることに頑張ったらいい。自分でもできることを10年20年続けると知らないうちに自分にしかできないことに変わっています。こういう生き方をするなら、若いときに考える道筋を学ぶことが一番大切。

学校に必要なこと

 学校は教育の理想を追求するところ。大学に入れなければ話にならないという意見があります。けれども、学校が本当に学ぶということを忘れたら、子供たちは学校からどんどん離れていってしまうと思います。