蜂は光に背を向けて飛ぶ。で、メダカは?

フタモンアシナガバチのハチの巣の崩壊。蓋を閉めて出られないようにして数m移動しておくと、10時か11時ごろ蓋を開けるとすべて蜂はいなくなりました。夕方三分の一は戻ってきましたが、残りの三分の一は何もない元の位置へ帰ってきました。さらに三分の一ぐらいは行方不明。

多くの昆虫が空を飛ぶとき腹側を必ず下に向けている。背泳飛びはしない。どうして上下が分かるのだろうか。上下が分からなければ飛べないだろうって思っていた。が、それは違った。ひっくり返って飛ぶと着地するとき頭から激突することになる。それはちょっと困るのだ。ブラインシュリンプやホウネンエビはちょっと違う。何でだろうと思うが、背泳だ。普通の昆虫は太陽に背を向けて飛ぶ。
 中型ぐらいの水槽にクマバチを入れて蓋をする。下から光を当てると、歩いているときは脚が接着しているから問題はないが、飛ぼうとすると体がひっくり返てしまう。そのまま飛ぶと背面スケーティングになってしまう。
 メダカは常に病気でない限り背中を上に腹側を下に向けて泳いでいる。背光反射と言って光に背を向けるらしい。宇宙へまで行って実験をしているが本当だろうか。下から光を照射してもメダカが背面泳ぎをすることはない。試験管に水を入れる。グッピーを頭から試験管に入れる。泳がないと次第に試験管の底に落ちていきます。泳ぐと下へ沈んでいってしまいます。後ろへバックして泳がないとひたすら沈んで行ってしまいます。(長い間放置すると疲れて死んでしまいます)明るい方向へ向こうとすると背中が光の方へ向くことになるだけかもしれない。
 
 

とりあえず今まだ、良くわからないままだ。そのうちビデオ記録を見直して、どんな実験で、その結果はどうだったのかを調べなおさないと、総合的な理解はできない。一番の問題は光に対するあるいは重力に対する動物の行動がどのように現れて、どのように脳のシナプスが形成されていくのかだ。宇宙で育ったメダカは地上の重力下ではどのように重力に反応するのだろうか。



 やりかけでちょっと忘れてしまった。最後の実験では暗くなると急いで後ろへ泳いで明るいところへ出ます中央の2つは多分普通で通常の姿勢だろうと思います。左下は明るい方へ向こうと暴れる。


メダカ観察用の水槽です。向こう側の円盤はマグネチックスタラーです。回転子は垂直面に時計回りに水流を作っています。底は右から左へ水が流れています。右側は上から下へ水が流れています。ここを泳ぐグッピーは上へ向かいます。背を明かるい手前に向けています。