アサガオの蕾の成長
 トウモロコシの子葉鞘の成長を調べてみました。釣りの針を先端から数ミリメートルにさし時計自記記録計で子葉鞘の成長を約48時間調べました。左はその結果です。24時間ぐらいまでは暗所でも明所でも成長の差はあまり見られませんでした。24時間後ぐらいから明所では成長が止まってしまいました。植物は暗所で育てるとモヤシになります。ひょろ長く育ちます。私は暗いと、てっきりより早く育つと思っていました。でもそうではありませんでした。伸長のスピードはあまり変わりませんでした。光が当たると早く伸長が止まるだけでした。
煤でほぼ等間隔に印をつけて蕾の伸長を調べてみました。場所による差はみられませんでした。
トウモロコシの芽生えの成長
「面白い実験でたしかめる生物の不思議」     梶田高由著 東京図書出版会
「もっと面白い実験でたしかめる生物の不思議」   梶田高由著 蒼天社 

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前ページの記録計で記録したものを正規のグラフの形式に直してみました。朝10時から記録を始めました。夜7時頃には暗くなっています。暗くなっても蕾は成長を早めるわけではありませんでした。むしろ成長のスピードをやや緩めて、開花の準備に入るのかもしれません。今までてっきり日が暮れると蕾は急速に成長して約10時間後に開花するものと思っていました。けれどもこの実験では蕾の成長は光の影響は受けないように見えました。また、蕾の先端を切っても成長に影響はありませんでした。