きっと面白い実験でたしかめる生物の不思議
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自記記録計を作ってオニグモの活動時間を調べてみよう。記録計は左図のように作ります。簡単です。随分いろいろ作ってみましたが、これが一番簡単で誰でもすぐできます。この記録計は時計からできています。だから時間は簡単にわかります。12時間で1回転します。24時間で2回転しますが、これぐらいなら分かります。ダンボール中のオニグモの活動と自記記録計の結果とを比較しながら調べると面白いかもしれません。
 段ボール箱の大きさはできるだけ大きい方が良いと思われますが、ジョロウグモならB4の用紙が入る程度の大きさでも大丈夫です。オニグモ(このクモは昼間は巣がありません)ならもっと大きいものが良いと思います。次の日には巣があると思います。普通は明るいほうへ向けて巣を張っていると思います。いずれも、昼間は扉を開けておいても逃げ出すことはあまりありません。夜はしっかり閉めてください。巣を取り払って逃げ出します。この2つのクモは巣の中央に倒立して獲物を待っています。箱をひっくり返すとどうするんでしょうか。餌はアオムシでも捕まえて網につけてやれば良いと思います。取りに来ます。ジョロウグモならまず噛みついて周りの糸でぐるぐる巻きにして、時として巣の中央付近に弁当みたいにぶら下げています。コガネグモなら腹部から突起が出て糸をジェット噴射して獲物をグルグル巻きにします。腐りかけたリンゴやバナナを入れておけばショウジョウバエが沢山やってきます。でも、なかなか巣網にはかかりません。ショウジョウバエは巣網の前でホバーリング飛行をします。 ついでに彼らは獲物が手に入らなくても簡単には死にません。だんだん小さくなるなるだけです。水も特に用意する必要はありません。代謝水を使っているのかもしれません。 
ジョロウグモを小さな入れ物に入れると変なふうに糸を張りますが、倒立姿勢で待機します。この箱を上下さかさまにすると(左)クモは30分後にはまた倒立しています。(右)上下は何故わかる?
PM.6時ごろから活動を始め、AM.3時ごろ活動を停止します。夜間、定期的に活動休止を繰り返します。
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面白い実験でたしかめる生物の不思議
ジョロウグモ、オニグモ  (オニグモの活動は面白い実験でたしかめる生物の不思議ーアップデイトーに記載します。)コーヒーを綿棒につけて飲ませてみてください。

コーヒーの飲ませ方は簡単です。綿棒にコーヒーを浸み込ませてクモの口に当てて舐めさせれば良い。

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不用になった引き出しを使いました