梶田のきらめき格子を考える

6をしばらく見て、白い9を見て下さい。補色残像が現れますが、格子は白や黒ではありません。濃い赤色の格子が見えます。粒は濃い赤色に見えます。6のきらめきの色です。5を見つめて白い所を見てください。黒い格子が見えます。

濃い茶色の背景に現れると下図のように茶色(窓の色)に2の反転図を上に合成したものになるでしょう。

2の格子模様の補色残像は背景が白い場所にあらわれると反転した白黒になります。

2をしばらく見つめて3の画面を見て下さい。2の補色残像が現れてきます。やや白っぽい格子が見えます。交差点はほぼ黒い粒が見えます。

3の背景に2を重ねました。黒色のきらめきます。背景というか窓が格子より十分濃い時きらめきます。

2の格子をしばらく見つめて、1の灰色の画面を見ましょう。2の補色残像が現れます。薄い灰色の格子にやや黒い粒が現れます。

動画 格子は灰色 窓色にきらめく
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きらめきは視線変更によって起こるのではないかと思います。視線方向を変えた時どれだけ方向を変えたのかを脳が知ることが必要です。視線方向を変えると補色残像が現れますがこれが視線方向の変更距離を理解するのに必要な像ではないでしょうか。最初の画像と残像を重ね合わせて最も明るくなる位置を探す。これで視線の移動距離を測るのではないでしょうか。

背景が濃い緑色であれば、交差点は濃い緑色にきらめくはずです。濃い緑を背景に現れた白黒の補色残像は緑の濃淡になって現れます。

8をしばらく見て9を見てください。8の補色残像が現れます。白い格子に黒い粒が見えます。

8の格子図をしばらく見つめ、7を見て下さい。8の補色残像が現れますが、白黒ではありません。褐色の濃淡で現れます。格子は薄く粒は濃い赤色(茶)です。6のきらめきの色だと思います。

濃い赤色の背景に2の格子を重ねました。黒にきらめくわけではありません。背景というか窓の茶色(濃赤)にきらめきます。

1の背景に2の格子図を重ねました。ほとんどきらめきません。